木曽ツリーワークス

ギャラリーカフェ「SOMA」

2022年5月に長野県木曽郡木曽町福島の商店街にギャラリーカフェ「SOMA」がオープンしました。
店内には木曽で活動する木工・陶芸・革細工作家・アーティスト達の様々な作品が展示されます。
また実際に作家が作ったテーブルや椅子に触れていただきながら、店内でも販売されている器で、木曽で作られた焼き菓子や天然酵母のパンを楽しんで頂くこともできます。

ソマ入口
ソマ店内

現在木工・陶芸・革・雑貨・焼き菓子・天然酵母パン・アートの合計14名の作家とアーティスト1団体の作品を楽しんでいただけます。
今後も木曽で活動する様々な作家の作品を展示していく予定です。

スペース
スペース
「SOMA」プロジェクト


杣【そま】
 木を植え付けて育て、材木をとる山 「杣木・そまぎ」「杣山・そまやま」の略



日本人は昔から木を様々な方法で利用してきました。
自然に生えている木だけでなく、新たに木を植えて使うことで、山とともに暮らしています。

「杣」とは木を植えて育てる山「杣山」、切り出した材木「杣木」、木を伐る人「杣人」の総称だと考えます。

杣プロジェクトではこの「杣」を、さらに大きくとらえます。
木に関わる人を全て「杣」と考えれば、
木の家に住み、木の家具や食器を使い、薪ストーブを使う事も「杣」と考えられます

「杣」がみんなの生活にたくさんあふれたら、もっともっと生活が豊かにそして楽しくなる、杣プロジェクトはそう考えています。

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杣人


杣人【そまびと】
 林業に携わる人を杣人という



先人の方が苦労して植えてくれた木は今収穫期を迎えています。
私たちはその木を間伐したり、手入れをしたりして山を健康に維持する為に木を切ります。
もう一つは次の世代の為に木を植えて未来への贈り物を作るのが林業の仕事です。
自分たちの生活に欠かせないこの空気というのは、木が二酸化炭素を吸って酸素を作り出してくれます。
木が立っていることによって土砂崩れの予防にもなります。
地球環境を守る重要な役割が林業の仕事だと思います。
また、街中でも大きくなりすぎて危険な木や枯れてしまった木なども伐る事があります。
この伐採した木を、無駄無く使っていく必要があります。
昔の日本は山に人の手が入り山はきれいだったと先人たちは言います。
便利になった現代は、山林は若い世代へ受け継がれず、人の手が入らない山は放置され荒れています。
もっと山林や木の価値を高めて、山にもっと人が入り次の世代に託したいと思っています。

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株式会社木曽ツリーワークスの目指すところ


・地域内循環
・国産材の活用
・間伐、伐採した木の有効活用(薪、精油)
・カーボンニュートラル
・SDGs、持続可能
・地域で活躍するものづくりの人々の支援



株式会社木曽ツリーワークスは木曽で支障木等の伐採や薪の販売等を中心に事業をしています。
伐った木の活用方法に「薪」以外の有効利用がないかと、常々アイデアを考える中、木曽の木工作家に、木曽で伐った木を提供し、それを使った木工作品を販売できるシステム構築を模索するようになりました。
木曽には多くの木工作家がおり、個性ある作品を作っていますが、販売に苦労しています。
木工作家を支援するとともに、木曽福島の商店街に活気を取り戻すため、商店街に展示・販売できる店舗をつくりたい、という思いから「SOMA」プロジェクトを立ち上げました。
木曽の木の魅力を発信し、観光客のみならず地元の人にも木製品を、広く使ってもらいたいと考えています。
木曽で生まれた木が、木曽の作家の手を経て製品となり、人々の生活を豊かにする。
そんな手伝いをすることが目的です。

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